労働時間がコントロールができるケアマネになるには資格が必須!

ケアマネになるにはどうしたらいいの?

自分で働き方をコントロールすることができ、やりがいや魅力も多いケアマネですが、実際にケアマネとして働くためにはどうすればいいのでしょうか。ここではケアマネの仕事に就く方法や試験内容について詳しく紹介していきます。

ケアマネになるにはどうしたらいいの?

まずは「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する

ケアマネとして働くためには資格が必要です。まずは介護支援実務研修受講試験、いわゆる「ケアマネジャー試験」を受けて合格を目指しましょう。
といっても、誰でも受験できるわけではありません。これまでは現場である程度の実務経験を積んでいれば受験することができましたが、ケアマネの重要性が増してきたこともあり、質の向上が求められるようになったために受験資格が厳しくなりました。
2018年3月時点で、ケアマネジャー試験を受験できるのは、医師や看護師、理学療法士や作業療法士、社会福祉士や介護福祉士などの国家資格を持ち、なおかつ実務経験が5年以上ある人です。実務経験は直接介護に携わっている業務のことで、営業や事務、教育業務は含まれないので注意しましょう。また、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などで生活相談員や支援相談員などの実務業務を5年以上経験している人も受験することができます。

ケアマネジャー試験は難易度が高い

ケアマネジャー試験は介護職の資格の中でも難易度が高いといわれていますが、それは、介護福祉士の合格率が約60%なのに対し、ケアマネジャーの合格率は20%、という数字からも読み取ることができます。
そのため、ケアマネジャー試験を突破するためは付け焼刃の知識では不十分です。しっかりと勉強してから試験に臨まなければ合格するのは難しいでしょう。「参考書などで独学で学ぶ」「専門のスクールに通学して学ぶ」「通信教育で学ぶ」などさまざまな方法で勉強することができますが、仕事をしながらだとなかなか勉強に時間を割くことはできません。仕事と試験勉強を両立させるのであれば、独学がおすすめです。参考書を常に持参して、ちょっとした隙間時間も有効に活用していきましょう。
ケアマネジャー試験の参考書はたくさん出版されていますが、その中でもおすすめなのは過去問を詳しく解説している「福祉教科書 ケアマネジャー 完全合格テキスト 2018年版」です。

過去6年分の問題を詳しく解説しているこの書籍は、イラストや図を多用して重要なポイントが一目で分かるように工夫されています。つまずきやすい問題もかみ砕いて説明されているため、読みやすいのが特徴です。

福祉教科書 ケアマネジャー 完全合格テキスト 2018年版

ケアマネジャー試験に合格したら

無事、ケアマネジャー試験に合格したら次は実際の業務に関わる内容についての研修を受けます。「15日間の講義や演習」と「3日間の居宅支援事業所での実習」からケアマネとして働くために必要な知識や技術を深めていきます。
研修が終了したら3ヶ月以内に「介護支援専門員資格登録簿」に登録を申請しますが、都道府県ごとに申請方法や必要な書類が違うため、事前に確認しておくことをおすすめします。また、このときにケアマネ業務に必要な「介護支援専門員証」も一緒に申請できるので同時に行うと手間が省けます。発行されるまで1ヶ月ほどかかりますが、有効期間は5年です。

ケアマネとして働く!

介護支援専門員証が届いたらケアマネとして働くことができます。居宅支援事業所や老人ホームに所属したり個人で活動したりと、働きやすい方法を選択して活動をスタートさせましょう。

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