休日でも緊急対応がある
施設形態によって「日勤のみ」「夜勤もあり」など勤務時間に違いがあります。ですが、緊急時に対応することもあるため、日勤であっても夜勤であっても24時間必ず携帯を持ち歩かなければなりません。また、利用者のモニタリングや会議など平日に都合がつかない場合は土日に行うこともあります。
ケアマネの休日
ケアマネの休日は施設によって違います。大きな施設は労働基準法をしっかりと守っているため、休みは取りやすくなっていますが、訪問介護サービスを行っている施設や事業所は営業日が決まっており、定休日もまちまちなためカレンダー通りの休みが設定されているわけではありません。同様に、24時間体制で介護を行っている施設は365日運営しているため、定休日ではなくシフト制で休日が決められているため、休みが設定されていても人手不足や急な欠勤の代打などで希望通りに休みが取れない場合もあります。
また、ケアマネの仕事だけでなく介護業務も兼務している場合は介護職員として働くことにもなるため休日も少なめになります。
休日も電話対応がある
365日24時間体制で運営されている施設も多いため、カレンダー通りに「日曜日だから休み」というわけではありません。シフト制で職員同士、交代しながら休みを取ることが一般的です。ケアマネは事務作業が中心となることもあり、どちらかといえば日勤で平日に働く場合が多いのですが、緊急時にスピーディーな対応を求められるため、休日でも常に連絡が取れるよう24時間携帯を離さずに持っていなければなりません。そのため、連絡が来ず、休日を満喫できる場合もあれば、緊急の連絡が入ったため休日返上で利用者のもとに駆け付ける、という場合もあります。
また、ケアマネは利用者の自宅を訪問してモニタリングを行いますが、生活パターンや家庭の事情によっては平日の訪問が難しい場合もあります。その場合は夜間や休日に訪問することになるため、休日が返上になることもあります。
大型連休は?
在宅介護サービスを展開している施設では、お正月やお盆などの大型連休はご家族が介護を担うことが多くなるため、ケアマネに連絡が来なくなることがあります。その場合は、大型連休をゆっくりと満喫することができますが、365日24時間体制で運営している施設はシフト制で職員同士が交代しながら休みを取るため、お正月だからといって長く休めるわけではありません。
また、ケアマネの仕事はケアプランの作成以外にも相談や調整、介護や運営といった業務もあり、それらは利用者やご家族の都合で日程が決まるため、ご家族が休みだからとあえて大型連休に日程を決めてしまう場合もありますし、緊急で仕事が入ってしまうこともあります。もし、大型連休を取りたいと考えているのであれば、突発的なアクシデントが起きないようにできるだけ対策や調整をしておいた方がいいでしょう。